当社は、地球環境保全が世界共通の最重要課題のひとつであることを認識し、「取引先および社会一般から、より信頼される会社を目指す」という経営理念のもと、紙製容器の製造販売事業において環境との調和をはかりながら環境負荷の低減に努めます。
1. 省エネルギー化を進めて、二酸化炭素排出量を削減し、地球温暖化の防止に努めます。
2. 省資源で仕事を進めるように努め、廃棄物の発生量を低減します。
3. 節水を進め、排水量を低減します。
4. 化学物質の適正管理に努めます。
5. グリーン購入を推進し、環境に配慮した調達を進めます。
6. 環境に優しい(環境の改善に寄与する)商品の開発・拡販に努めます。
7. 環境関連法規等を遵守すると共に、内外に環境改善への活動を約束し、環境コミュニケーションを通じて公表します。
代表取締役新井 聡
千葉工場で使用する電力の100%は、東京電力エナジーパートナー株式会社が提供するグリーンベーシックプラン(注)を導入しております。これにより当該施設でのCO2排出量の99.8%が実質ゼロになります。
社会全体が脱炭素化を目指す中、地球環境と人類社会の共生、循環型社会の実現へ向けて当社は、ものづくりが人間社会と地球環境の中で調和することを目指しています。その一環として、自社の事業活動に起因する温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。
(注)グリーンベーシックプランとは
東京電力エナジーパートナー株式会社が提供する、実質的にCO2排出量がゼロとなる太陽光・風力・水力その他の再生可能エネルギー由来の電力を供給するプラン。 全電源平均電力にFIT非化石証書(トラッキング付き)および再エネ指定の非FIT非化石証書(電源属性情報有り)を組み合わせたRE100等における各種報告に対応可能な非化石証書を活用したメニュープランです。
紙の原料となる木材パルプは約88%が植林によるものです。管理された木々が成長の段階で、多くの二酸化炭素を吸って温暖化対策に貢献しています。 さらに、製造段階で出る廃液(黒液)を燃料として活用。そして植林を行う。 このサイクルを繰り返す事により、管理された循環資源として温暖化対策・枯渇する事のない資源として環境対策に貢献しております。
育ちすぎて過度に密集した森林は日当たりが悪くなり、結果すべての木が、細く弱い木になってしまいます。混みすぎた森林の立木を一部抜き取る事を間伐といいます。
間伐する事により、十分な日当たりが確保できるようになり、森林の成長に繋がります。
間伐の作業を行った際に、伐採される木材を間伐材といいます。
間伐材は成長過程において伐採されたものですが、品質には全く問題はございません。
森林を育てる際に伐採された間伐材の利用は、環境に優しいといえます。
森林は、二酸化炭素CO2を吸収し、温暖化対策に貢献しています。また、洪水や土砂等の流出を防ぐ役割もあります。
そのように、様々な役割を果たしている森林をしっかりと育てていく為に、適正な森林整備が必要になります。
間伐材マークとは、間伐や間伐材利用の重要性などをPRし、間伐材を用いた製品を表示する間伐材マークの適切な使用を通じて、間伐推進の普及啓発及び間伐材の利用促進と消費者の製品選択に資するものです。
間伐材マークに認定された商品には間伐材マークを使用する事ができ、製品・企業が森林整備・育成に対して貢献している事を、一般消費者に認知してもらう事が出来ます。
当社は森林資源の保全に賛同し、持続可能な森林の利用と保護に努めます。
当社ではFSC認証原紙を使用した紙皿、紙製食品容器の製造が可能です。
< FSC®森林認証とは >
独立した第三者機関が、FSCの基準と原則に照らして、森林が適切に管理されているか評価し、その森林から伐採された木材を原材料に含む製品であることを認証するものです。
持続可能な社会を構築するためには、あらゆる主体が積極的に環境への取り組みを行うことが必要です。事業者は製品・サービスを含む全ての事業活動の中に、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の取り組みを行うことが求められています。
エコアクション21は、全ての事業者が、環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境に取り組む仕組みを作り、取り組みを行い、それらを継続的に改善し、その結果を社会に公表するための方法について、環境省が策定したガイドラインです。